前回の記事で「ほぼ完成」と記したナビ載せ替え作業なんですが、何しろ古いナビでしたから地図は2011年版。これはさすがにどうだろと考えて最新版に更新しようとした辺りから、またまた泣かされました。
ALPINE VIE-X08Sナビの地図更新はメーカーが販売している地図ディスクを購入し、自分で作業を行うのですが、この6枚組のディスクには恐るべき罠が隠されていたのです。
私のナビの地図を最新版に更新するには、6枚セットの中から①③④⑤⑥の5枚を使うと取説に示されているのですが、何とまぁその一枚ずつに対して認証コードの発行が必要だとのこと。
・・・う~みゅ。なんだこりゃ(~ ~;)。
ユーザーコードとパスを入力してサイトにログインし、ナビの製造番号と一枚一枚のディスクに付けられている番号を入力して、やっと認証コードを一つ発行して貰い、・・・延々とこれを五回繰り返して必要なコードを5つ入手します(>_<)。
以降、①枚目は更新プログラムディスクなのか比較的短めの時間で読み出しと書き込みが終わりましたが、③枚目以降は読み出し&書き込みで約20分、そして恐らく書き込んだデータをベリファイしてるかのような動作に要する時間が1時間とちょい。
その課程の読み出しと書き込みのタイミングでは、エンジンを止めてはいけないし、ディスクの取り出しも出来ない。勿論、ナビとしての動作も出来ないって・・・なんだこりゃあ (★ ★!!)。
そんな長時間のアイドリングを要する更新ディスクなんて、欧米ならCO2の垂れ流しで処罰されるじゃないか!!
ましてそんな製品を販売した法人なんて犯罪を助長する可能性さえ有るでは無いか。(東京都においても罰則こそまだ無いものの、都条例で長時間のアイドリングは禁じられています!!)
いくら何でもそんなデタラメな作業は出来ませんから、私は躊躇なくオーディオパネルを取り外し、室内に置いた安定化電源装置からVCC+とACC+をナビに供給し、2時間おきにディスクを入れ替えてMAP更新を終わらせました。
それにしても商品のシステム構成として、土台から成り立っていないような気がしますね。・・・車の駐車場所まで直流電源を引っ張って来れる人が、どれくらいの率で存在するでしょうかね。
ただただあきれるばかりの更新作業でした(>_<)。
まっ、そんだけの難儀をして地図は最新になりましたけど。
怒ってばかりいても仕方無いですから、最後にグローブボックスに作った物入れのメクラ蓋を作りました。
先日購入してたスライド丸ノコにワゴンセールで980円だったマルチタイプの刃を取り付けてアクリル板を切り出しまして・・・
ドライ・カーボン調のシートを貼り付けてメクラ蓋の出来上がり。これで今度こそ純正ナビ換装作業は終了です。
本当に苦労させられた作業でしたが、それなりに楽しめたのも事実。普通なら「出来ない!!」と片付けられてしまう作業に挑むのは、趣味としてなら「有り」かもですね。・・・勿論、仕事としてなら「絶対やりません」だけど(^^;)。
それでは、また (^o^)>
最終更新日 : 2019-08-28