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2020-01-18 (Sat) 11:13

思いやり、助け合う心

つい先日のこと、家内と二人で近隣の街で行われていたロバート・キャパ(1913年 ハンガリー生れ 報道写真家 )の作品展に行って来ました。
写真(カメラ)は私と家内の共通の趣味の一つで、小さなコンテストで私と家内で三回ほど賞をいただいたこともあるんですが、腕前の方はサッパリ (^^;)。

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そんな私とキャパとの関わりは、12歳ほど年長だった私の写真の師匠(故人)がいつも語り続けていた言葉にあって、キャパの代表作の「"崩れ落ちる兵士" なんて作品は、その完成度や当時の世界の政治や風潮への警鐘として評価されてるけど、あれは実際にその場所に行ってカメラを構えていたことが偉いんであって、写真そのものとしては必ずしも評価できない」と何度も聞かされていたのです。
その当時、「崩れ落ちる兵士」が本当はキャパの作品ではなく、彼の恋人であったゲルダ・タローがキャパの横の位置から、演習時に兵士が滑って転倒した姿を撮影した物であったという真相は知られておらず、思いがけずも当時の師匠の「必ずしも評価出来ない」という言葉が、随分と後、「崩れ落ちる兵士の真実」を知って以降に私の記憶の中で重みを増して来たのです。
勿論、現在では定説となっている上記の事情によってロバート・キャパの作品への評価は下がるものでは無いと私は思いますし、せっかくの機会なので彼の作品をもう一度じっくり見てみようと作品展を訪れた訳です (^^)。

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三つのフロアーに展示された作品は、どれもとても生き生きとしており、むしろ彼の代表作と呼ばれる「崩れ落ちる兵士」よりずっと心を惹かれ、強いインパクトで訴えかけてくるような作品が多々有りました。
彼の被写体となった無名の大人や子供、そしてイングリッド・バーグマンやパブロ・ピカソやアーネスト・ヘミングウェイなどとの親しい写真。
キャパを見つめているであろう被写体の人達の友情と愛情に満ちた眼差しが、ロバート・キャパという存在の人間的魅力を語りかけて来るように感じました。
恥ずかしながらそこの部分は全く存知あげていなかった私達。
・・・やはり見に来て良かったと思える展示会でした (^^)。

さて、キャパの作品に心打たれた私達。
食事を済ませ、自宅へ向かう道すがら。
とても微笑ましく、心温まるような二人のライダーさんを見つけました。
すかさずキャパの心でパチリと一枚。

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県外から訪れた2台。
左の彼女は250ccの軽二輪。
右の彼はリッタークラスかな(車種不明)。
信号で停まる度に彼女を気遣い、バイクの具合やペースの確認をしている彼。
そんな彼を信頼しつつ、丁寧に慎重に走っている彼女。
二人で助け合って遠くから福岡に来てくれたんだね (^^)。
お二人が安全で楽しいツーリングを楽しめるよう、私達夫婦も影ながら応援しました。

なんだかちょっと心温まるシーンでした。
それでは、また (^o^)>



最終更新日 : 2020-01-18

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